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親子二代の伝承の技。地元天童の銘店です。
のれんをくぐると、店内から聞こえてくるのは「あこがれのハワイ航路」(歌唱:岡晴夫)。天童駅前にある「松寿し」さんの店主、松井さんの歌声です。
店主の松井さんは、19歳のときから寿司を握り続けています。石巻や横浜で修行を重ねて故郷に戻り、以来37年、かたくなに同じ場所で寿司を握り続けているのです。
「口数は少ないですが、優しいんですよ」とは奥様の芳子(よしこ)さんの弁。寿司よりも先にご馳走さま!という感じですが、店主は結婚まもない昭和40年に腹膜炎で4ヶ月入院。当時、開店したばかりだったお店を休むことは出来ないと、見よう見まねで握ったのが芳子さんでした。それはそれはおにぎりのようにボリュームのある握りだったそうです(^^;。
なお、そのときお腹にいた息子さんの和則さんは、現在次代を担う職人として第一線に立っています。これからも、ずっとこの土地で美味しい寿司を食べさせてください。
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