「山田錦」を育てて酒にしよう!蔵元の稲造り一年目の日記です。



【10月】 稲刈り!

10月23日(土)

今日はいよいよ稲刈り。仕込みも始まっているので大忙しだが、午後の一時仕込作業を抜けて水田へ。黄金色に実った山田錦はやや小ぶりだが、実際に見ると感動的である。

刈り取りは、当蔵の稲作博士の稲葉さんのバインダーで行う。力強いエンジンを唸らせ、稲をガンガン束ねていく。その後はせっせとトラックに稲を運搬し、蔵の干し場へ。これが結構やってもやっても終わらない!終了したときにはすっかり日も暮れておりました。皆さんご苦労様でした。

その次には乾燥の作業。社長と私の主張により、今どき珍しい「天日乾燥」を行うことにした。わずか2反の作付けとはいえ、ハセ掛けをする(=稲を乾燥させる手法のひとつ)スペースは本当に巨大(^^;;;で、農家の人が現在はほとんど天日乾燥をしない理由は、ハセ掛けの作業を開始した直後に実感される。とにかく人海戦術&手間!

裏の駐車場から何から、とにかく雨に濡れずに稲を干せる場所には全部干し、それでも間に合わないので家のスペースにも。まるで縄文時代の住居のようになり、けっこう笑える。

しかしそれにしても、このような作業のときの蔵の人達は男らしいというか、かっこよく見えるものだ。基本的に農家はボーイスカウト的なことは全部当然のように出来るので、竹を縄で組んだり、壁を修理したりコンクリートを塗ったりは朝飯前である。そう、キャンプに行ったときにモテるタイプだ。私も見習いたいものである。

これから数週間、じっくりと稲を自然乾燥させることになる。農家の人は「手間はかかるけど、やっぱり天日干しの米の味にはかなわないべ」と口を揃えるので、出来上がりが実に楽しみだ。

 




刈り取り直前の山田錦(10.23)


稲を刈る人(10.23)


イエーイ、二児の母です!(10.23)


ハセ掛け作業の様子(10.23)



駐車場がまるで縄文時代の住居!
(10.23)

 





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