想い

蔵について

当蔵は1898年(明治31年)に、初代水戸部弥作によって創業された「山形正宗」を醸す蔵元です。

以来110余年、山寺を源とする立谷川の伏流水と地場産米を使い手造りのお酒を生み出して参りました。現在は五代目蔵元の水戸部朝信を中心として、7名の蔵人が毎冬手造りで約500石の醸造を行っております。

最高の酒質を目指して

その酒造りにおいては「徹底した手造りで最高品質の日本酒を醸す」ことを基本理念としております。

豊かな米の旨みがあり、銘刀正宗のようにキレのある酒。私が酒造りを職業にするようになってから紆余曲折を経て思い至ったのは、結局お米本来の旨みをシンプルに表現したいということでした。強烈なインパクトはないかもしれませんが、食事とあわせてゆっくり飲むと時間が経つにつれて滋味が感じられるような酒。そんな酒を醸して行きたいと考えています。

皆様の口に入る時点で最高の酒質を実現するため、効果的であると思われることを淡々と実験し、良い結果が出るものについては積極的に取り入れていく。強い意志をもってこうした地道な作業を繰り返すことで、結果的に唯一無二の高みに到達できるものだと思っています。

当蔵が伝統的な手造りに回帰しているのはそのほうがやはり美味しいお酒が出来るからですし、製造量を増やさないのも私達が目を掛けられる量を守りたいという想いからです。

想い