





これまでの取り組み
当蔵では2004年より、蔵が立地する天童市原町にて山田錦の自家栽培を開始いたしました。
最初は約17a(510坪)と小さなスタートでしたがその後徐々に栽培面積が広がり、2018年には農業生産法人「株式会社水戸部稲造」を設立、2023年現在の面積は850a(25,000坪)にまで拡大しております。
当蔵では2004年より、蔵が立地する天童市原町にて山田錦の自家栽培を開始いたしました。
最初は約17a(510坪)と小さなスタートでしたがその後徐々に栽培面積が広がり、2018年には農業生産法人「株式会社水戸部稲造」を設立、2023年現在の面積は850a(25,000坪)にまで拡大しております。





山形の最高の原料米を中心に
私達がお酒造りをする上での一番の目標はシンプルに「美味しいお酒を造る」こと。
私達が栽培した、地元の「出羽燦々」「亀の尾」を中心としながらも、酒造りに大きなインスピレーションを与えてくれる最高の酒米である兵庫県秋津産の「山田錦」、岡山県赤磐産の「雄町」については、積極的に使用していきたいと考えています。
ワイン原料としての葡萄を自ら栽培する醸造家を「ドメーヌ」と呼びますが、私達が目指すのは「ほぼドメーヌ」。
地元山形の原料米を中心としながらも、あえて100%ドメーヌにこだわらない方針を採っております。
私達が栽培した、地元の「出羽燦々」「亀の尾」を中心としながらも、酒造りに大きなインスピレーションを与えてくれる最高の酒米である兵庫県秋津産の「山田錦」、岡山県赤磐産の「雄町」については、積極的に使用していきたいと考えています。
ワイン原料としての葡萄を自ら栽培する醸造家を「ドメーヌ」と呼びますが、私達が目指すのは「ほぼドメーヌ」。
地元山形の原料米を中心としながらも、あえて100%ドメーヌにこだわらない方針を採っております。

最高品質のお米を育てるために
当社では、酒造用米の栽培にあたって下記の方針を採用しております。
1. 収量のみにこだわらない、あくまで品質第一の稲作を行う
2. ゆっくりと時間と愛情をかけて米と人を育てる
3. 病害虫の発生などがあった場合にのみ、必要最低限の農薬を使用する
(「リュット・レゾネ」)
1. 収量のみにこだわらない、あくまで品質第一の稲作を行う
2. ゆっくりと時間と愛情をかけて米と人を育てる
3. 病害虫の発生などがあった場合にのみ、必要最低限の農薬を使用する
(「リュット・レゾネ」)






個性を生かす
当蔵では、天童市内蔵増地区にて酒米栽培を行っております。
距離的にはそれほど離れていませんが、その土地ごとに水、高度、日照などの細かな条件が異なっており、実際に生産される原料米にも特徴があります。
私達はそれぞれの特徴を生かせるような醸造を行いそれぞれの個性を明確に表現したいと考えております。
距離的にはそれほど離れていませんが、その土地ごとに水、高度、日照などの細かな条件が異なっており、実際に生産される原料米にも特徴があります。
私達はそれぞれの特徴を生かせるような醸造を行いそれぞれの個性を明確に表現したいと考えております。


将来へのビジョン
美しい棚田の風景をご覧になったことがありますか。
稲穂が風にそよぎ、水が光に揺らめく美しい景色です。
深い安らぎを覚えるのは、きっと日本人の細胞レベルにまで擦り込まれた記憶があるからではないでしょうか。
いま、こうした風景が危機に瀕しています。
農業に携わる方々の高齢化や所得の伸び悩みによって耕作放棄地が増え、あと何年出来るか不安だという話がとても多く聞かれます。
私達は本気で、美しい水田の風景を守って行きたいと考えています。
もちろん私達だけで出来ることではありませんが、酒蔵がいくつか立ちあがることで点を線にし、面にしていくことで将来的に水田保全の一翼を担うことが出来ればと考えています。
稲穂が風にそよぎ、水が光に揺らめく美しい景色です。
深い安らぎを覚えるのは、きっと日本人の細胞レベルにまで擦り込まれた記憶があるからではないでしょうか。
いま、こうした風景が危機に瀕しています。
農業に携わる方々の高齢化や所得の伸び悩みによって耕作放棄地が増え、あと何年出来るか不安だという話がとても多く聞かれます。
私達は本気で、美しい水田の風景を守って行きたいと考えています。
もちろん私達だけで出来ることではありませんが、酒蔵がいくつか立ちあがることで点を線にし、面にしていくことで将来的に水田保全の一翼を担うことが出来ればと考えています。






世界に評価される日本酒へ
私達は、将来海外でも酒米を栽培したいと思っています。
まずは日本で最高の栽培ノウハウを徹底的に習得しその後は先進的な土木技術やIT技術を活用。広大な土地のある海外で、あくまで品質にこだわり抜いた稲作を行いたいと考えています。
数多くの食品偽装事件で「国産=安心、安全」という構図が崩壊する中、信用すべきは生産者の国籍ではなく、「誰が」責任を持って作っているのかという時代になってくるのではないでしょうか。
近い将来、海外で酒米の栽培が広がり、品質面でも日本を追い抜く可能性も十分に考えられます。日本酒が世界に広がるにしたがって、将来的には世界各地で日本酒が醸造されることになるでしょう。
実際、アメリカをはじめとしてカナダ、ノルウェー等の国々で小さくても個性のある「Craft Sake」の醸造が始まっています。
彼らにも最高品質の酒米を供給し、お互いに切磋琢磨しながら世界中で美味しい日本酒が醸される。その中で「やっぱり日本産の日本酒、山形の日本酒は最高だね」と評価されるような世界を実現したいと思っています。
私達は、将来海外でも酒米を栽培したいと思っています。
まずは日本で最高の栽培ノウハウを徹底的に習得しその後は先進的な土木技術やIT技術を活用。広大な土地のある海外で、あくまで品質にこだわり抜いた稲作を行いたいと考えています。
数多くの食品偽装事件で「国産=安心、安全」という構図が崩壊する中、信用すべきは生産者の国籍ではなく、「誰が」責任を持って作っているのかという時代になってくるのではないでしょうか。
近い将来、海外で酒米の栽培が広がり、品質面でも日本を追い抜く可能性も十分に考えられます。日本酒が世界に広がるにしたがって、将来的には世界各地で日本酒が醸造されることになるでしょう。
実際、アメリカをはじめとしてカナダ、ノルウェー等の国々で小さくても個性のある「Craft Sake」の醸造が始まっています。
彼らにも最高品質の酒米を供給し、お互いに切磋琢磨しながら世界中で美味しい日本酒が醸される。その中で「やっぱり日本産の日本酒、山形の日本酒は最高だね」と評価されるような世界を実現したいと思っています。
